額縁・額装・ディスプレイ用画材(モールディング)・デジタル版画工房

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絵の生死にかかわる「額縁選び」はとても重要で、それだけに大変悩むところでもあります。
まずはじめに、絵の性質(性格)を理解し、つぎに額縁にもいろいろな性質(性格)のあることを理解し、その絵と額縁の2つの性質を見比べて選んでいくのが無難です。
・ 日本的な絵か、欧州風な絵か、どこの国の絵かを見抜く。
・ 色彩を理解する(水彩か、パステルか、油か、等・・・・・)
・ フォルムやマチェールに留意する。
・ 線の性質、遠近、バルールを読みとる。
金系緑 金ラッカー 明るい金
金泥 いぶし金
金箔 古代金
銀系緑 銀ラッカー 明るい銀
銀泥 いぶし銀
銀箔 古代銀
木地緑 白木地
チーク色
カラー(木目下地を残して)
ラッカー系 あらゆる色に対応
アルミ系 アルミ色
ステンレス色
すっきりしたプレーンな縁
金属製のラインのシャープな縁
凸凹のあるデコラティブな縁
巾と重みのある重厚な縁

・ これ等1〜3を念頭に2〜3種類の額を選び出し、作品を入れて見て、より作品を引き立てる額を選びましょう。
・ 勿論、何処に掛けるかが分かっているときは、壁面等の色も聞き、トータルハーモニーを思考します。
・ 絵の中にある色彩のどれかと同一色のフレームを選べば、ほぼ間違いないが、面白さ、変化、パンチに欠ける嫌いがあることにも
  注意が必要です。