額縁・額装・ディスプレイ用画材(モールディング)・デジタル版画工房

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お問い合わせ:03-3461-0401


東京恵比寿ショールーム
 
@東京恵比寿で創業54年。
 世界中から最新のデザインの額縁を直接輸入し自社工場で毎日 加工・組立、額装しています。

A額装出来ない物はありません。
 作品を東京恵比寿ショールームにお持込下さい。一緒にベストのART(額装)を創り出しましょう。

B商環境(店舗・インテリア)を圧倒的に装飾するジンプラのモールディング(面材)が、
 「店舗の差別化」を加速しています。


版画製作工房FGF
デジタルプリンティングの工房です。大展覧会に出展されている名画の複製を数多く手がけて参りました。アート系出力、デジタル版画の最高水準技術、マティス財団からの認可がその証です。
壁面装飾・面材 壁デコ
壁デコでは全ての額を棹の状態で在庫にしています。飾るものは絵だけとは限らない。壁面や空間を演出する面材としてインテリアデザイナー、店舗設計の方へ、『壁面装飾』の新しいご提案です。
株式会社ジンプラ
〒150-0021
東京都渋谷区恵比寿西2-11-11
03-3461-0401
セールコーナー

提携イタリア工場「ファルネ社」の
モールディング職人の風景をご紹介

セールコーナー
盛り沢山の楽しい画像で近年のジンプラの活動をご紹介しています。是非ご覧になってみて下さい。
 ジンプラ専門の版画工房にてデジタル版画(ジクレー)を製作しております。仕上がった版画は額装・発送までを一貫してお受けすることができます。
            サービスの詳細
イタリアVALIANI社、最新の「マット加工マシン」のご紹介です。マットのバリエーションも多数揃えております。
              コチラ→
美術界の情報サイト「Tokyo Art Navigation」でジンプラが取り上げられています。弊社代表取締役小宅直樹が語るアート、額縁、額装、の展望を是非ご覧下さい。
                  コチラ→
 
額縁モールディング専用スペースとして都内最大数の壁面に、シンプルでスタンダードなものから、
驚きを伴うようなデザインのものまで常時500種類のサンプルを展示しています。
スライドパネルを動かして、気になる額を自在にお選び下さい。
東京本社ショールーム店頭 300種類以上の額縁からお選びいただけます
   JR・東京メトロ恵比寿駅と東急東横線代官山駅の中間に位置する「恵比寿ショールーム」。どちらの駅からも徒歩3〜5分のところです。
ウィンドー越しにたくさんの額縁が見えるのですぐに分かります。
   広々とした店内でゆっくり額縁をお選びいただけます。専門のスタッフが額装に関するあらゆるニーズにお応えします。
(このようなお客様がお見えです)
・画家、アーティスト   ・店舗、インテリアデザイン、設計の方
・画商・画廊関係     ・ファッション(アパレル)関係
・印刷会社・出版会社  ・絵画教室、日曜画家の方

そして、額縁が必要になったが馴染みのお店がなくネット検索でジンプラにヒットしたあなた様。ご相談しながら「ベストの額装」をご提案致します。
 
額縁コーナーサンプル 棹(モールディング)サンプル
・常時500種類以上の品揃え
・イタリア、スペインなどヨーロッパから直接輸入
・直営工場(岐阜県大垣市)で加工、組み立て
・中国杭州に提携生産ライン、格安量産品にも対応
全モールディングの拡大画像がご覧になれます。
サイズ、材質も記載されております。
★驚きを伴うような個性的なデザインの額にも果敢に挑戦し、商品ラインアップの充実に努めて
います。  スタンダードなものから、他店には無い斬新な高機能フレームまで、是非ご覧ください。
箔を軽く手で揉んで屑箔(くずハク)にした状態でモールの上へ直接飾っていきます。箔の“軽やかさ”をキープするために定着剤をスプレーした後、無色透明のアクリル樹脂でコーティングします。まるで箔をゼリー寄せにしたような見事なコラージュをモールやフレームでお楽しみください
(銀箔には純銀箔を使用しております)

NEW
21-21021

木製、金箔
1本単価(3m)
\17,850/本(税別)


NEW
21-21022

木製、純銀箔
1本単価(3m)
\17,850/本(税別)


NEW
24-11021

木製、金箔
1本単価(3m)
\25,883/本(税別)
エアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーのギター・ピック・スライドバーのコレクションを全て1枚の額縁に額装しました。
ギターは重量があるため特殊な固定用の金具を特注で製作し、貴重なギターにダメージを与えることなく額装しています。額縁はスペイン製大理石調フレームを使用、内側にはベロア生地を張込み重厚な雰囲気を演出しています。

額装例 デニム
アパレル関係の商品ディスプレイに、個性的な額を活用してみませんか?他ブランドの店舗との差別化を図るのに豪華な演出も一考です。画像はスペイン製大理石調フレーム
額装例 i-pad額
ii-padに額を付ける新提案。利便性を考え、スイッチ部分、電源ケーブル用のコネクタ部分をくり貫き額を付けたままでの操作が可能です。裏側にはスタンドがついており縦横どちらでも置くことが出来ます。
 
ポスター額装 陶板額装
絵画を焼きつけた「陶板」をいかに飾るか?
ベロア(布)を使用した陶板らしさを際立たせる額装のご紹介。
 
鏡額装 鏡(ミラーフレーム)
額縁屋で鏡を買うメリットはズバリ好きな額を選べることです。
画像はスペイン製金箔アンティーク仕上げの額
size:1310×910mm(額外寸法)
 
他面抜きマット 多面抜き、幾何学抜きマット
最新のマット加工ロボットを導入。
多面窓抜き、幾何学模様…
バリエーションが広がりました。
 
賞状縁 賞状額(大量口)
金ラック A3
size:6

東京消防庁へ5,000枚
納入実績あり
鏡額装 絵皿額装
マイセンの絵皿を額装しました。イタリア製金箔総彫のモールディングと濃いグリーンの別珍(べっちん、ベルベット布)との組み合わせです。額装の手順を紹介します。

鏡額装 浮かし額装
額の内側に空間をもたせる額装です。キャンバス、シートの作品を入れるだけではなく、立体物の額装も可能になります。
 
アクリルボックス 陶板浮し額装+アクリルBOX
左記写真は布地を貼ったパネルに陶板を 接着し、それをL型の枠に固定し、更にアクリルボックスをかぶせたもの。洗練されたスタイルをジンプラスタッフで考えました。
 
ポスター額装 ポスター
B全(1030×728mm)のポスターを
マットを使わずシンプルに額に入れ
ましょう。
 
ワイン額装 ワイン
記念ボトルをディスプレイしてみませんか?ビロードや留め金具、細部にもこだわりのノウハウがあります。
 
ルイ式額縁 ルイ式手彫り額
樹脂の”型モノ”ではない本物の木彫りに金箔の職人仕上げ
(アンティーク)
画像は「J-83(ルイDX)」
size:6号Fサイズ
 
高デザインとボリューム感を兼ね備えた、まったく新しい店舗用アート面材です。
ご紹介の下記NEW5アイテム、全て1本単価(2.85m)@\4,820(税別)です。

NEW
15-01210(黒)


1本単価(2.85m)
\4,820/本(税別)

NEW
15-01310(赤)


1本単価(2.85m)
\4,820/本(税別)

NEW
15-01410(黒)


1本単価(2.85m)
\4,820/本(税別)

NEW
15-01010(G)


1本単価(2.85m)
\4,820/本(税別)

NEW
15-01110(S)


1本単価(2.85m)
\4,820/本(税別)
 
 ●最新鋭「トメ打ち」機 CASSESE(カセス) CS4008XL
   平成22年、まだ日本で購入実績のない最新のマシンを一早く導入しました。
   モールディング四方枠加工の命とも言うべき機材です。Vネイル(トメを組む為の専用の釘)を
   同位置に3発続けて打つことが可能で、枠組みの強度が飛躍的に向上しました。
 ●1日に1,000枚を組み上げる
   専門のスタッフが毎日大量の枠を組んでいます。サイズにもよりますが500枚〜1,000枚/日の生産が可能です。
過去の新着モールディング情報はコチラ
  額装の基本に忠実なプロのスタッフが1枚1枚を丁寧に仕上げていきます。
  ジンプラでは創業当時の40年前より海外の額縁モールディングメーカーを開拓。
  そこで築いた信頼関係は今も続いています。
・海外メーカー20社より600種類以上の額縁モールディングを自社で選別、
 直接輸入。(商社などの流通業者を一切介しません)

・アクリルや裏板などの額装素材は全て、この大垣工場に集結。
 箱の組立てや袋の縫製に至るまで全てのラインを自社で賄います。

(外注せずあらゆることをワンストップでこなす額縁店はとても少ないのです)
だから… フリーサイズのカスタマイズフレームを1〜5000枚、あらゆるロットでどこよりも安い。
納入実績
・朝日新聞「いわさきちひろ」額絵3万枚
・ディズニーDVDコレクターズボックス用額5,000枚
・東京ステーションホテル パブリックスペース用アート額装
まとまった数量でご入用のお客様はご一報下さい。下記価格より更にお値引きいたします。
艶を抑えた落ち着きと深みのある濃紺です。(面金つき) パール独特の美しい光沢を閉じ込めたファッショナブルな白。(面金つき) 艶ありの黒。シックでモダンなシーンにピッタリです。(面金つき)
創業43年の歴史を持つ額縁・額装の老舗「ジンプラ」。世界中から最新デザインの額縁を直接輸入し、岐阜県大垣市にある自社工場で加工、組み立てを行っています。東京・恵比寿のショールームには約600種もの額縁サンプルが展示され、取材した日にもお客様が絶え間なく、専門のスタッフがそれぞれのオーダーに応対していました。代表取締役社長の小宅直樹さんに額装にまつわる仕事についてお聞きすると、額装の仕事に対するイメージが変わるような答えが小気味よく次々と返ってきました。

きっかけよりも、続けることのなかで喜びが生まれる

――額縁にかかわる仕事を選んだ経緯を教えてください。

ジンプラは1970年に父が創業した会社で、私と同い年です。実家が店の上にあったので、5、6歳の頃から額縁はおもちゃのような身近な存在でした。店は現在ショールームになっていますが、当時はここで額縁を制作していました。レバーを足で踏み込んで額を切るような人力の機械があったりして、木工屋のような雰囲気。中学生の頃から簡単な額の仕上げを手伝い、高校時代にはバイトで額装していました。大学では法学を学び、他の会社に勤めた後、25歳でジンプラに入社し、2006年に代表を継ぎました。美術を学んだことはありませんが、ほとんど迷うことなく、この仕事に進むものだと思っていましたね。

店頭風景。スタッフは顧客の要望を尊重しながらきめ細かく対応する

――スタッフの方々はどのような経緯で入ってくるケースが多いですか?

私の知る限り、最初から美術や額縁に明確な関心があるというよりも、一般的な求人媒体や人からの紹介でこの仕事に就いた方が多いと思います。実際にやってみてからやりがいを見出した人が、長く続けているように思いますね。美を表現することへの関心から作品の見方が培われていったり、お客様とのコミュニケーションを通じて喜びを感じたり、その人なりの価値観や楽しみがあるのだと思います。

完成までのプロセスを重視。意外な提案で顧客の心を動かす

――私は以前、展覧会で壁に無造作に貼られていたドローイングを購入し、ギャラリーを通じて額装していただいたことがあります。作品が映えて、ウキウキしながら壁に掛けました。

かつてはシンプルな、あるいはオーソドックスで無難な額装が好まれていたのですが、今は自分なりのこだわりや要望を持つ方が増えてきています。そのため、その人だけの1点ものの仕様を目指してカスタマイズしていく、ゴールまでのプロセスが重要なんですね。額の構造や仕様の打ち合わせでは、中に入れるマットや布など額以外の素材を含め、イメージしやすいようにサンプルをあてながら決めていきます。価格も含めてマニュアルでは対応しきれないですね。

――では、お店には額に入れたい絵を最初から持参した方がよさそうですね。

額装に必要なパーツのサイズを正確に把握され、額も決めていらっしゃる場合には、絵がなくても決められますが、実際には「初めての額装で何を選んだらいいのかわからない」というお客様もいれば、イメージはあっても具体的にどうすれば効果的なのかわからないお客様もいて、解決を求めて店にやってきます。そうした多様なニーズに応えるためには、一から額縁をつくりあげていく必要があるのです。作品のサイズもさまざまですし、立体を入れることもあるんですよ。立体の時は、額縁のなかにどのように空間をつくるかも考える必要があります。美術作品だけでなく、ヴィンテージのもののデニムやユニフォーム、ワイン、iPadなど、どんなものでも額装します。

iPadも額装してしまう

――客層も幅広そうですね。

はい。額を必要とするあらゆる方がお見えになります。アーティスト、美術館やギャラリー、出版社や印刷会社、美術展を主催する新聞社または企画会社、店舗の設計・デザイン関係の方から、既成商品をカタログから選ぶような方法では探し切れず、「ここだったら希望がかなうかも」と駆け込んでくるような個人の方まで、マーケットは広いですね。

――アドバイスするうえで最も大切にしていることは何ですか? 個人で1点ものの場合には、オーソドックスなものよりも個性の際立ったチャレンジングな額装を勧めます。同じデザインで数が必要な場合ももちろんありますが、アートなので、「え、これもあり?」という意外な発見や心の動きが大切だと思うんですね。いい額装をすれば人に見せたい気持ちもさらに湧くでしょうし、写真を撮ってフェイスブックに載せることもあるでしょう。お勧めする時は、一瞬の勝負でだいたい決まりますね。

モールディングの数々。スライドパネルを動かして見ることができる
大使館や外国人のお客様も大勢いらっしゃいますが、彼らは冒険的なサンプルを試すので、私自身がそれに鍛えられた部分もあります。「それを持ってくるとは、やるねぇ」と思わされ、思わせる、緊張感を持った居合抜きのような掛け合いも楽しいものです。ですから、誰も使えないだろうと思われる額も、イタリアやスペインなどからあえて買い付けてきます。ヨーロッパのバイヤーたちは、見本市が終わると、まっさきに私の元に持ってきてくれます。質感がとても好きなので、思わず匂いを嗅いだりもしますし、身体感覚で選び、いいとか悪いとか率直に言い合うので、数年の間に変わり種たちが何百種と揃いました。

――多種多様なモールディング(額縁の棹)がありますね。

「銀鏡反応」という化学変化で額の表面に純銀を析出させたもの、布やレザーのような質感をもったもの、陶器のような「滑り」のあるもの、細密な彫刻に下地を施し箔で仕上げたものなど、他店にはないようなものばかりです。高度な加工を施した形、「一口に赤といってもこの赤は他にない」など、眺めるだけでも楽しいと思いますよ。

額縁の可能性を広げるヒントは異業種にある

――どこに掛けるか、空間との相性も考慮に入れますか?

掛ける環境に縛られるよりも、その作品にふさわしくぴったりとはまれば、どこにでも展示可能だと思います。作品を将来入れ替えるかもしれませんし……。今や額縁は作品を入れるだけでなく、その用途も多様性を増しているんですよ。ある宝飾店では、小さな額を指輪の台座として使っていますし、チャペルの壁をモールディングで埋め尽くして装飾した例もあります。デザイナーズマンションのエントランスで窓越しに見える敷地内の景色を借景としてフレーミングするなど、空間全体での使われ方も広がっているんです。額縁を使って表現する、装飾すると考えると可能性がたくさんあるんです。アートの遺伝子をもった額縁を生活に取り入れることによってライフスタイルを豊かにする。額装それ自体だけでなく、美のある生活文化を提案する意識で仕事をしています。

―この仕事に就きたい人にアドバイスをお願いします。

実際に活動している、フロントランナーのような人たちと接する機会をつくること。僕の場合は、デザインにおいても用途においても想像を超える多様性を示してくれたのは、商業施設関係のデザイナーなど異業種の方や、鋭い感覚を持った個人の方々でした。相談を求めながら持ち込まれた新しいアイデアに触発されたり啓蒙されたり、一緒に考えながら、額縁の埋もれていた可能性を社会に送り出してきました。アーティストやギャラリーだけとお付き合いしていたら、平面の要素でしか額縁をとらえなかったかもしれないですね。地元の恵比寿はもちろん、出張先の地方のデパートや美容院、レストランでジンプラの額縁を見かけるとうれしいものですよ。

額縁屋が本来なら自分たちで考えて提案すべきだったのですが、お客様の発想やお力をいただいて額装の第二局面を迎えたと思います。お客様が額装について考える過程や時間は、仕上がりに対する期待感も含めて作品に対する思い入れの塊のようなもの。アーティストの制作と似た要素もあるのではないでしょうか。額縁を通じて広い世界に接することもできると思います。